【大館工芸社】丸二段重（白木）未使用品
20×20×19cm1.2kg弱大きすぎず、小さすぎず、重箱らしいサイズ感です。軽くはありませんが、とても手にしっくりくるよい漆器です。木地は天然木です。多少古いものだそうですが、ツヤあり、未使用、箱あります。義母が終活なるものを始め、手放します。妻の祖母が存命だった時…20年近く前に譲られたもので正確な年代不明ですが、取り扱い方法に［電子レンジはいけない］［皿洗い機厳禁］とありますので、骨董品ではありません。皿洗い機に時代を感じます（笑川連漆器は堅牢なことで有名ですので、「クレンザーで擦らない」程度の漆界の常識がある方なら気軽に使っていただいて大丈夫です。10年ほど前に妻が選んだ川連のお椀も、普通に扱っていますが良い状態を保っています。川連漆器の特徴は、煙で燻して乾燥させる「燻煙乾燥」 。これにより、木材の狂いや歪みが減り、割れにくくなる。また、煙の成分と木材のたんぱく質が結合することで木質の強度が上がり、防腐効果や防虫効果に繋がる。だそうです。お正月などに重箱をお探しの方もいるかもしれませんが、普段使いにオススメの漆器ですのでぜひ、普段から活用してください＼(^-^)／妻の一族はとにかく漆愛がすごい！！主に川連と樺細工で色々揃え、漆器を持つと語りだす…軽くて薄い春慶塗、木粉で堅牢に塗り華やかさもある輪島、、、ほかの地域のものもたまに誉めますが、やっぱり秋田県民は燻しだそうです。現地のいぶりがっこ、旨いですからね。なんでも煙を纏わせたくなる気持ちもわかる気がします。少し前に樺張の茶筒も出品していますのでよかったら覗いていってください。溜塗という透明感のある深い色ですので、飽きがこずに使っていただけると思います。時間をかけて作られるものですので、現代の工房のものはお弁当箱サイズで2万円以上、重箱で7万円以上します。参考まで。